当店のさつま揚げは低糖質です

糖質が低いというのは、さつま揚げに使うでん粉(=炭水化物)の配合割合が少ないということ。
  1. 当店のさつま揚げの原料は、魚と塩、みりん、酒、でん粉で作られます。 
  2. でん粉の配合割合が高いか低いかは、栄養成分の炭水化物の値からみることができます。太洋かまぼこ店のさつま揚げ各種の栄養成分値
  3. 市販されている大手メーカーさんのさつま揚げと当店のさつま揚げの炭水化物の比較は以下となります。
《比較》
●市販品「さつま揚げ1枚当たり25g」
炭水化物3.2〜4.2g
食塩相当量0.4〜0.5g

●当店「さつま揚げ1枚当たり25g」
炭水化物1.2〜1.4g(平均1.3gあたり)
食塩相当量0.3〜0.35g

※市販品は3社分の栄養成分を調査
※市販品は各社重量違うため、25g当たりで再計算しております。
※上記の各値につきましては、目安値としてご参考ください。
※当店の栄養成分値(2017年8月板橋区保健所にて算出)
※当店のさつま揚げに使用する魚は時期により変わりますが、でん粉や塩の使用量が大幅に変わることはございません。
※当店の栄養成分値は、毎年板橋区に資料を提出し数値の確認を行っております。
(2018年5月現在)
※2022.5月現在、すり身配合確認で炭水化物割合訂正0.9〜1.2g→1.2〜1.5g。魚の配合量変更による。

上記より、
当店のさつま揚げに含まれる炭水化物の量は市販品より大幅に少なく、低糖質なさつま揚げとなります。

魚の良質なたんぱく質と栄養を摂り入れながら、糖質制限や糖質ダイエット食として一役になるかと思います。

なぜ、このように作れるのですか

大手メーカーさんの製品は、製造から販売までいろいろなコストがかかります。
問屋さんの利益、配送費、販売店さんの利益などなど。
そのため、店頭売価から逆算していくと材料費を下げるしかなく、原価の安いでん粉を多く使い、原価の高い魚を減らしたモノづくりとなっていくのです。
原価の高い魚の割合を減らして水とでん粉でかさ増しすると当然、魚の食感や風味、味が落ちますので、食品添加物(リン酸塩、化学調味料、人工甘味料など)や魚介エキスなどを使い仕上がりを補う必要がでてきます。
また大量生産をするため、原料となる魚も主に冷凍すり身(スケソウダラ)を使用します。これは、いろんな魚を使うと味が変わり商品規格に見合わないためです。
これは決して悪いことではなく、必要なことでもあります。
さつま揚げという文化を全国に残し、未来に繋げていく手段であるからです。


当店の場合、
仕入れから製造、販売までをする個人商店であり、全国販売するほどの大量生産や販売はできません。

そのため、
生魚のクロカワカジキとアオザメを使った他にはないさつま揚げを作り、食品添加物(うま味調味料なども)は一切使わず、加水や塩分も調整でき、でん粉の使用量も調整しています。